日程:平成30年3月24日土曜日 時間:18:00~21:00(出入り自由) おばんざい・ビュッフェ形式 価格:¥2,500(1ドリンク付き) 席に限りがあります。参加時間帯をご連絡お願いします。 春の足音が聞こえる3月。金沢のカフェ「esnica」を舞台に3ヶ月間限定で開催してきた「食器の試着」イベントも、残すところあとわずかとなりました。 陶工「伊藤孝英」の器に、「esnica」の料理が盛り付けられ、実際に食事をすることで作家の器を「使う」体験ができ、さらにその場で作品の購入も可能という稀有な企画。今年は例年にない豪雪に見舞われましたが、おかげさまでたくさんのご来場をいただきました。 雪が深かった分、春の芽生えの喜びもひとしお。最終日の3月24日(土)には初披露となる大皿を始め、ぐい呑など、使い手のことを第一に考えた手作りの食器とそれらにインスパイアされた料理が楽しめる、ビュッフェ形式のクロージングパーティーを開催します。 作家やプロデューサー、シェフとお話いただけるラフなパーティーで、初来場のみなさまもきっとご満足いただける内容です。皆様ふるってご参加ください。 ご参加希望の方は「お名前・参加人数・ご来店時間帯(18:00/19:00/20:00)」を明記して3月22日までに下記の方法にてご予約くださいませ。 ・イベントへメッセージ ・esnicaへ電話:076-256-5848 皆様のご参加お待ちしています! 「食器の試着」をこの時代に定着させたくて作ったイベント。金沢の「esnica」を舞台に、手作りの器を美味しく使える期間も今週で終了です。 食べるものはオーガニックや生産者の顔や工程などにフォーカスされてきた昨今。 それを盛る器の素材やカタチ、作り手の顔を見たくなる時代はもうすぐそこに来ていると思います。 その概念を、素材や技法の豊富なここ石川県から発信したかったのです。 食器にこだわりたい方、盛り付け例を見たい方、食べるものに気を使う方はもちろん、このイベントに参加したい、興味のある飲食店経営者・関係者様もこの機会にどうぞ。 今回の「陶」担当の伊藤孝英は伝統の技と素材を新たな魅せ方でお届けする「GASSHO projects」のメンバーとして僕と様々なプロジェクトに参加してくれている陶工さんです。 普段使いできる手仕事。 「職人」による器を僕は皆さんに提案します。
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ご存知の方も多いだろうが、僕は色々なことをやっている。 様々な情報媒体が普及する中、伝達手段が増えるのは至極当然だと思う。 時には一人で、時には仲間と、 時には形で、時には音で。 ただ、その根底には一貫したコンセプトがある。 「もったいものに生きた証を与える。」 その想いを元に僕は2012年にファッション業界にも視野を広げた。 その年にフランス、イギリスの企業のバックアップにより西欧にて「Moto Leather Works 佳」の発売開始。 その後2016年12月に国内に「LEATHERS by Kei Arabuna」で正規発表。 これまでは本当に先見の明のあるお客様に支えられてきたこのブランド。 世間で言われる宣伝や受賞によるブランド力ではなく、 素材、製法、コンセプトを重視した「本物志向」でわかる人にはわかる、 というスタンスで貫いてきた。 これまで一切宣伝していない中、僕の制作物に行き着いたあなたは間違いなくホンモノだと思う。 この事実はあなた自身、プライドを持っていただきたい。 なぜなら、僕自身ひとりの革マニアとして見た時に、これを上回るコンセプト、 素材のこだわり、製法のストーリー性を「日本」に当てたブランドは未だかつて存在しないからだ。 僕自身、作りたいと思った人にしか作らなかった。 他のブランドさんの方が似合うと思い、お引き取り願った方も少なからずいた。 ただ、そろそろ本来のファッションに参入した目的を遂行する時期が来た。 アートとは実にニッチな世界だ。 作品を観ただけで感じれる人なんてそう多くは存在しない。 僕の場合、言葉や態度では伝えられないことを初めてアート作品として創作する。 そんなもの、相当寛容な人ではないと理解できないと思う。 作品に込められた内容は、言葉で伝えられる範疇をとっくに超えてしまっている。 それを自分で気付かぬうちに生み出しているのだから、僕自身色々と心配になる。 その一部でも伝われば、と思い立ち上げたのが「LEATHERS by Kei Arabuna(旧:Moto Leather Works佳)」だ。 そしてファッションアイテムという身につけるものであるがゆえ、 持ち主の生き方、考え方によりどこまでもオリジナルに派生することができるのだ。 2016年暮れ、日頃愛用していたバイク用グローブをメンテナンスしている時にふと考えた。 そう、このグローブはメイドインジャパンを貫いている「PAIRSLOPE(ペアスロープ)」だったのだ。 「ここにもあるではないか。」 単純な思考回路を持つ僕はすぐに連絡を取った。 「PAIRSLOPE御中 こんにちは。アートを創っているKeiです。面白いことやりませんか。Keiより」 今見返せば意味不明でバカ丸出しだが、その感覚的な行動の背景には理にかなった確信があった。 そう、スーパーコンピューターでも算出できないほどの僕の直感だ。 程なくして返信が来た。 「アーティストと弊社では畑が違いすぎます。」 そう、だから面白いんだ。 似た者同士では想像のつくことしかできない。 全く違う分野で、違う思考回路だからワクワクする。 ただ、とても大切なことは、それぞれがいかにマジで己の道を進んでいるか。 今後もお互いの分野の能力を出し合い、より面白く奥深いものを展開していきます。
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