ただいま日本。おかえり僕。 帰国後は日焼けの皮めくりがマイブームとなりつつあります。 今回はパリでのアートフェアに参加し、そのままスペインへ。 ドイツも行きたかったのですがフランス南部の海でプカプカ浮いてたら時間がなくなりました。 北部はまた今度行きます。 今回も所持金と荷物は少なく着の身着のままで行ったのですが、 レセプションパーティー用の和服しか持っていかなかったので ヨーロッパの至るところで親指立ててる謎の落武者が出没する羽目になりました。 今回の展示はルーブル美術館。 新作を持って行ったのですが、なかなかの好評でした。 かれこれ10年近い付き合いの友人がメキシコとフランスからお手伝いのため参戦。 専属カメラマンと通訳を引き連れて会場でふぁびょってる落武者。 中々面白い光景でした。 毎度のことですが、なぜ僕は海外に行くにもかかわらずお金を持っていかないのか。 「世界共通価値である金銭というものに頼らず、 人の心に潜在している共通概念を引き出して価値を生み出す」 という事が目的の一つだからです。 要するに「限られた短い時間内でそこでしか感じ得ないことを感じたい」ということです。 友情、愛情、信頼、助け合いには本来対価は存在しないと思います。 互いにそれらを成し得たときに、相乗で新しい感動が生まれる。 今回もたくさんの感動を得て帰って来ました。 これを糧にまたより一層前に進んでいこうと思います。 Thank you everyone for sharing splendid moments. Many of new value which I encountered inspired and led me feel fresh thought. Reunion with friends of going back long way in Paris, drivers I met while hitchhiking, the sound of demonstration, the sun beats down on my body, and so on were quite touching, as well. I'm looking forward to see you again in somewhere in this world. Am keep on creating art for putting the emotion thru my life. photo by Melissa C
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他人の芝が青く見えるあなた、こんにちは。 自分の庭しか知らないよりは良いことだと思います。 毛布を掛け布団の下にする派のあなた、こんばんは。 朝気付くと毛布だけしかなくて寒いのは僕だけでしょうか。 最近昼と夜の寒暖の差が顕著になってきました。 お出かけの際にはヒートテックと冬用寝袋をお忘れなく。 ってことで京都行ってきました。 最近関西方面がマイブームです。 毎度のことながら寄るところは同じです。 いつも構ってくれてありがとうございます。 帰路の福井でバイクが壊れました。 いつものパターンです。 もうこれくらいでは誰も驚きません。 かろうじて石川に入ったところでエンジン機能停止。 デート中の友人を急遽呼び寄せトラックで搬送。 分解して原因がわからぬまま組んだら何故か動きました。 また近いうちにどこかで停まってるかもしれません。 見かけたら声ぐらいは掛けてくれると嬉しいです。 翌々日は昼過ぎから輪島へ。 人工的かつ非効率的そうな田んぼを見て帰宅。 暇ではないけど忙しくもない日々を過ごしつつも、 個展まであとわずか。 大丈夫、準備は着々と進行しています。 空間から構成する僕の個展では今回も曲を取り入れています。 ってことで新曲出します。 しかも今回はフランスから招いたサウンドエンジニアにミキシングを手掛けてもらいました。 これでDMのサイズの意味がわかりましたでしょうか。 それでは会期中皆さまとお会いできるのを楽しみにしています。 宜しくお願いします。 この時季、花粉症だと思いそのまま走り出しました。 つい先日まで使っていたレインコートをどこかへ紛失し、 愛用の革ジャンとブーツにオイルをたっぷりと染み込ませ、 向かう先は京都、大阪。 打ち合わせがあれば先ず動きます。 電話やメールで解決できることもありますが、 直接話さないとわからないことがあります。 表情や目線から感じることは、「言葉」以上に確かです。 と、その前に僕のバイクの師匠とも呼ぶべき人に会ってきました。 石川県の能登半島です。 ここは言葉では表せない、なんともスピリチュアルな空気が漂っています。 「水を守る」という信念の元、山頂で唯一の住民として生活されています。 ずぶ濡れで帰宅し、すぐに道具の調節に移ります。 鉋(カンナ)を研ぎ直しました。 合成樹脂を削ったら刃こぼれしました。 本来木を削るものですが、異素材を組み合わせて作品を創る僕は、 道具も技法も応用します。 1の発見を得るために100の失敗を繰り返します。 でも大丈夫。 失敗を克服した時にはまた別の発見が訪れますから。 一週間ほど北陸〜関西〜関東と回ってきたのですが、 僕のSR、走行距離ぼちぼち9万キロ。 車体への負荷は車で言うところの18万キロ相当でしょうか。 不具合があり過ぎて何が何だか解りません。 その度にメンテナンスしてあげてるので、まだまだ頑張ってもらわないとです。 先ずは大阪。 初めて用事があって大阪に行きました。 海外での旅でもそうですが、行き先が決まってるとモノスゴイ安心感です。 居場所があるって言うんでしょうか。 やっと辿り着いても「お前ダレ?」みたいのが常日頃な僕。 大阪がとても温かく感じました。 京都経由で東京へ。 これまた初めて浅草を観光しました。 東京人だからって東京全域の事を把握しているわけではありません。 東京にアトリエがあった時期、ほぼ毎週つるんでいたバイク仲間と久しぶりの再会。 こうやって時代は流れて行くのでしょうか。 ブイブイ言わせてたライダーは今や浅草でママチャリです。 新宿で待ち合わせ中、もの凄い数のパトカーが目の前に停車。 何故かキョドリまくる僕。 を、よそ目にストリートミュージシャンを一斉検挙しはじめた。 何がいけないのか僕にはさっぱり分かりません。 おそらくお巡りさんも分かっていないんじゃないでしょうか。 一瞬で静まり返った駅前はとても寒く冷たくなりました。 ってかんじで寒い寒い北陸を目指して出発。
結局仕事は何だったのか、となりますがそこは触れずにおきましょう。 悩んだら即行動。悩んでなくても取り敢えず行動。 考えるのは中二の頃とトイレの中。 考え事をしていたら道中のガススタのトイレに携帯を忘れてきました。 連絡くださった方、ご迷惑おかけしました。 (後日、店員さんの迅速な御厚意により無事送っていただけました。 この場で改めてお礼申し上げます。) Ready to take a picture.
At most 3 times in a year, I move my residence. Every time then I through my stuff away and now only 3 boxes enough for all of my property. This old camera has been beside of me since this was given from my father when I was young Totally the camera never interests me and even don't know how to use, I'm attracted to it. Maybe it's because of my father's memory put into this, or it's just temptation of this camera. The spirit that's not seen is always beautiful anyway. I've never felt to put a picture in my pocket and wanna always beside before I take a photo by this ASAHI PENTAX. 石川県の作品取扱店さんのお仕事にくっついて京都まで。
初めて高速道路で行きました。 (いつもはバイクで下道) iPhoneの便利さに驚きました。 (僕のではないですが) 色々なお店がいっぱいあっておもしろかったです。 たくさん人がいるところは何故か落ち着きます。 都心に行くといつもとは違った刺激を受けます。 そしてまた静かなアトリエに戻り、創作活動に励むのです。 僕の好きな色は紺色です。 でも身の回りの物は何故か赤が多いです。 好きな色によって性格が分かるらしいです。 が、僕は全然詳しくは知りません。 どなたか教えてください。 因みに、最も身近で大切な物はこれです。 紺色と緑を併せた色。
バイクに乗っている時、僕は情熱的になる気がします。 ってことで明日はイベントです。 石川県という田舎の中にある小松市というオモシロい街でやります。 僕の創ったものも至る所で目にする事があると思います。 今回は小さなアートから始まり、革、鉄の他、 大工さんとのコラボ製作した「使えそうで使えないけど使い方によっては使える何か」を 展示販売しています。 わくわくですね。 旅行から帰ってきて早速行動に移ります。 誰かをヤッタわけでも、何かを埋めに行ったわけでもありません。 製作に使っている粘土が減ってきたので、 そこら辺にある土で代用できないかと、 でかい鉄製スコップ片手に近所を徘徊しておりました。 人様の土地に勝手に入るのも気が引けたので、 路地をうろついていました。 畑の横の道路に積み上げられた土を弄くっていると後ろから声が。 ぎくり。 偶然にも九谷焼の土を採取している土建屋さんの方でした。 種類毎に分けられた土場や粘土工場を案内していただきました。 磁器は岩から土を作るらしいです。陶器は所謂、土です。 知識としては知っていましたが初めて自然にある状態を見ました。 帰り際に赤土と瓦土とジャガイモをいただきました。 ありがとうございます。 世間様の休日に合わせて旅をするのはいつぶりでしょうか。 盆のタイミングで思い立ってバイクを走らせてきました。 今回の旅のコンセプトは「普段しない選択肢をとる」こと。 コンビニ、ファーストフード、インターネット、携帯電話が常になっている現代、 極力それらを選ばずに進むのも面白いものです。 文明の利器を使うも使わないも個人の意志一つです。 「楽だから使う」ではなく「必要だから使う」が出来て改めて有り難さを感じます。 今回はそう言う意味でも無茶をしない旅でした。 朝食は焼き魚定食から始まり、進みたい道を走り、美術館や観光地を訪れました。 僕の言い方で言えば旅というよりは旅行です。 普段と違うやり方で進んでいても、毎度のように変わらずに起こる事。 それこそが自分の本質なのでしょうか。 先月の暮れ頃だろうか。一対の燕がアトリエに巣を作り始めた。 時おり響く鳴き声にも徐々に慣れ始め、つい先日に二羽のヒナが生まれた。 暫くして未成熟の卵が捨て落とされた。 彼らの日々のやり取りを見守るのが日課になり出し、 僕の活動に合わせ昼夜逆転の生活になりつつも、 ヒナたちは瞬く間に成長していった。 僕のアトリエには小鳥と猫と子供がよく来る。お客さんはあまり来ない。 知人と入り口付近で話込んでいるといつも来る子供たちが、 遠くから僕の名を呼びながら駆け寄ってきた。 子供は好きではない。でも嫌いでもない。 今日は気が乗らないので軽くあしらう。 注意を惹きたい彼らは「タバコは体に悪い」だの「ヒナがかわいそう」だのと捲し立てながら、 アトリエ中央にある燕の巣の下で親鳥を待つヒナを観察していた。 その時なぜ僕は気付かなかったのだろう。 さっきまで2種類聞こえた鳴き声が1種類しか聞こえない事に。 子供たちが帰り、知人も帰り、僕はそのまま出かけ西日が射す頃に帰宅した。 アトリエのシャッターを開けた時、僕の目に何かが写った。 部屋の中央には念のためにと敷いておいた木屑に埋もれたソレが見えた。 木屑に残された小さな足跡の真ん中にソレはいた。 人は無意識に何かや誰かを殺している。 だから何が言いたいという訳ではない。 「ケイは怒らないね。」と子供は言う。 泣いているんだ。心の中で。 この世の生物の愚かさと儚さに。 |
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November 2023
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